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2008.03.03 (Mon)

【映画】『L change the WorLd』

L

世界を震撼させたキラ事件が佳境に迫っていた頃、タイでは一つの村が新種のウイルスの被害に遭い爆撃された。その後自分の命とワタリの死という代償を負ってキラ事件に終止符を打ったLは残りの時間をかけて世界中の難事件をたった一人で解決していた。だがタイの事件の生き残り・BOY、ワタリに託されるはずだったウイルスを携えた真希の来訪を端に発し、Lは「人類削減計画」を掲げる環境保護団体『ブルーシップ』が関わる事件解決に動き出す。(Wikipediaより引用)



たまにはアニメ・マンガ以外の感想でも書いてみようかなと。
簡易のつもりが結構真面目に書いてしまった・・・。

以下、感想。

【More・・・】

原作コミックシリーズ累計2500万部突破、実写映画前後編合計興収80億という化け物的数字を叩き出し、2007年に社会現象を巻き起こした人気タイトルのスピンオフ作品です。
本編主人公である夜神月と互角を競う天才的な頭脳を持つキャラクター「L(エル)」を主体に、
キラとの決戦に終止符を打った後の、彼の最後の23日間の様子を描いています。


後編公開後、「まだまだ一稼ぎするぞ!」という今にも制作者の本音が聞こえてきそうなタイミングに発表された本作。
初めてこの作品の情報を聞いた時はてっきり西尾維新先生著作で話題になった「ロサンゼルスBB連続殺人事件」が実写化されるのかと思っていましたが、実際は「実写映画版」の結末直後の事件を描いたいわば‘完全オリジナルストーリー'だったんですね。

「原作」「アニメ」「映画」とどれもおおまかな展開、設定、世界観は同じでありながら結末はそれぞれ異なっていましたが、「映画版」の本当の結末が描かれた事によって、これまで以上に他媒体作品とのストーリーの違いが表れてしまっています。
もはやこれらは「パラレルワールド」同士の世界だと解釈しても良いんじゃないか、というくらい制作者独自の解釈がなされていました。

私は映画というジャンルはアニメの様に「ファン」と呼べるくらい見ている訳ではないし、むしろあまり好きではない方だと思います。
どこが好きではないのか?というとまた長い話が始まりそうなので今回は止めておきますが、
とにかく映画のクオリティ云々は正直よく分からないんですね。
脚本の完成度なんかはアニメと評価基準がほとんど変わらないので出来るんですが、
映像面、例えばアクションシーンのどこからどこまでが格好良いと言えるのかが分からない。
キャストの演技なんかもアニメの声優とはまた演技法が異なってくるために詳しい評価が下せない。
つまるところ、「面白かった」「つまらなかった」という素人同然の漠然とした感想しか言えない訳です。

じゃあこの映画はどう感じたのか?と聞かれたら、私は迷わず前者を選ぶと思います。

もちろん、作品としてのツッコミどころは探すのが馬鹿馬鹿しくなるくらい沢山ありました。
タイ人の少年という設定であるはずのBOYに日本人をキャスティングしたり、世界的テロ組織である「ブルーシップ」のメンバーが5人しかいない、その上全員日本人であることなど・・・。
ナンチャン演じるFBI捜査官も作品のコメディ的な役割を担っているのかと思えば、
いきなり「俺はLの役に立ちたい」だのシリアスな事を言い出して人物の方向性がはっきりしていないし、
何より作品最大の見所である相手の裏の裏をかいた「心理戦」「推理戦」が描けていない。
Lの魅力というと、天才的な頭脳を持つが、時に奇行に走る事もある変わった人物、という部分だと思うんですが、
この映画では後者ばかりの描写が目立っていて、表の魅力である前者は前作でお腹いっぱいだと言わんばかりにお粗末な扱いを受けています。
Lの本当の魅力を全く生かせていないんですね。

とまあ、悪いところを探せばキリがない訳です。
私が気づいていないだけでまだまだ沢山あると思います。

じゃあ何故私はこの映画を楽しめたのか?というと、本当に単純な理由です。

「私がデスノートの大ファンだから」

原作本は擦り切れるくらいに繰り返して読みましたし、「ロサンゼルスBB事件」も読破済み、アニメ版ももちろん全話見ています。
この映画はライトを凌ぐ人気キャラであるLを主人公にし、本編のメインキャラであったライト、ミサ、リューク、南空ナオミ達を特別出演させるなど、「デスノート」好きに向けたいわばファン映画な訳です。
映画のクオリティ云々よりも、とにかく既存の「デスノート」ファンがあっと驚き、そして楽しむことが出来る作品作りに徹底した。
それはクライマックスのワイミーズハウス前でのBOYとLの驚愕の展開で明らかです。
この最後のシーンの直後、観客が少しざわついていたんですが、それも無理は無い。
原作ファンにとってみたら、あの展開はあまりにも反則過ぎる(笑)
今まで作品に募らせていた不満がこれだけで全て吹き飛んだくらいですからね。

この作品、「デスノート」を見たことがない、もしくは思い入れがない方には面白さが半分も理解出来ないんじゃないかなぁ。
色々と感想ブログを廻らせて頂きましたが、未見者は実際に低評価を下している方が全体的に多かった。
逆にファンの方は「映画としての出来は褒められたものじゃないが、楽しめた」という感想がほとんどだった気がする。

いやあ~・・・しかし、改めてLというキャラクターの魅力を噛み締めることが出来た映画でしたよ。
Lが「背筋を伸ばす」「子守りをする」。それだけでミスマッチ的な面白さと感動が生まれる訳なんですからね。

こんな素晴らしいキャラクターを生み出してくれた大場つぐみ先生、小畑健先生、
そしてこういった難しい役柄を迫真の演技で魅せてくれた松山ケンイチさんに敬意を表したい。


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