あかつきのまったり日記。

将来、絶対に借金だけはしないようにしようと心に決めたエピソードでしたｗ

ホロが一時的に借金をする事になる「信用買い」にあまり良い反応をしなかった時点で不穏な雰囲気は漂っていましたが・・・。
いや～・・・欝展開とはまた違うけど、良い感じに緊迫感のある展開になってきましたね。
視聴終了した今では前半部分のニヤニヤ夫婦パートが夢の様に見えます(笑)


まだまだ録画積んでいる作品は沢山あるんですが、これと「true tears」だけはかかさず見ています。
今期でもトップクラスのクオリティと人気を誇る良作でしょうね。

【More・・・】

北の大遠征中止により、武具の価値は無いに等しくなってしまった。
信用買い＝一時的に借金をする商売法により、４７リュミオーネ金貨と4分の3という莫大な借金を背負ってしまったロレンスは何とか２日後までに返済しようと画策するも、ことごとく玉砕。
自分の財産だけではなく、商人の要とも言える信用までも失いかけたあげく、
ついには唯一の味方であったホロを自らの八つ当たりで傷つけてしまったロレンスは、
自分の不甲斐無さに深く絶望するのであった。

いや～・・・ついに欝展開がやって参りました。
パッツィオで（ある程度の危険はあったものの）トレニー銀貨１０００枚超という大金と美人で博識の嫁を手に入れ、
ポロソンでも予定の数倍以上の儲けを得る・・・。
「何が起こるかわからない商売」をテーマにしている「狼と香辛料」が、こうも簡単に物事が良い方向に動くはずがない訳でｗ
自らの欲に溺れたロレンスはついに破産寸前に陥ってしまいました。
どう考えても自業自得でしかないのに、ホロに八つ当たりしてしまうロレンスは最低と言えば最低なんだけど・・・それでもこんな状況に陥ったら誰でも手を挙げちゃうよなぁ。
とにかく、何とかなるだろうと余裕をかましていたロレンスがだんだんと追い詰められていく様は非常に緊迫していて面白かったです。
いや、主人公があんな悲惨な目にあっているのに面白かったというのは不謹慎極まりないんだけどｗ

しかし、声優陣の熱演もあってか、原作以上に胸が締め付けられましたね。
私自身ロレンスに感情移入をしまくってしまっているのか、
それとも単純にお金にがめついだけなのかは分かりませんが、とにかく痛々しくて見ていられなかった。
もしも自分が同じ目に遭ってしまったらどうしよう？と考えるだけで吐血しそうになります。（どんだけがめついんだｗ

他ブログさんの感想をいくつか拝見させて頂いたところ、４７リュミオーネと３分の２の価値が分からないせいでロレンスがどれくらいの規模の窮地に立たされているかが理解できない、という意見が多かったですね。
一応、リュミオーネ金貨がどの程度の相場なのかは前々話のポロソンでの商会の主人とロレンスの会話によって明かされているはずなんですが、正直視聴者の誰も覚えていない、というか気にすら止めていないよね(笑)
もうちょっと重要な箇所である事を示唆する様に演出して欲しかったなぁと。

ええと、とりあえず説明させて頂きますと、１リュミオーネ金貨は現在の相場で約３３トレニー銀貨程度に相当します。
トレニー銀貨というのは１話～６話で主に使われていた銀貨ですので覚えている方もいらっしゃるはず。
従って、４７リュミオーネ金貨と３分の２というのは、大体トレニー銀貨にして１５００～１６００枚程度になります。
トレニー銀貨２０００枚で店を建てられる事を考えると、
つまるところ、４７リュミオーネの借金を背負うという事は今までロレンスが何年もの歳月をかけて手に入れてきた財産分くらいの金をたった２日間でゼロから取り戻さないといけない事になりますね。
考えるだけで絶望的な数字です。
これを返さなければかつての‘第２の故郷'であったローエン商会に信用の為に捕らえられ、あとはお察しの通り・・・。
当初から大儲けを期待していただけに、尚更このイレギュラーには精神的打撃を受けたんでしょうね。

こんな絶望的などん底から這い上がる秘策は一体何なのでしょう？
今後の展開のキーはもちろん・・・あの羊飼いの少女ですｗ




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