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2008.05.28 (Wed)

マクロスFRONTIER 第8話「ハイスクール・クイーン」 簡易感想

脚 本 家 ・ 吉 野 弘 幸 が つ い に 本 領 発 揮

アニメ界のエロの巨匠・吉野弘幸さんがついに本気を出したようです。
某雑誌のインタビューにて河森監督が、「8話はかなり吉野さんテイストなエピソード」だと仰っていたので、
ある意味前回のシリアスな死闘よりも放送を楽しみにしていたんですが・・・。
いや~・・・本当にさすがとしか良い様が無かった。

銀河の妖精と呼ばれるシェリルが奪われたパンツを自分で奮闘しながら取り返しに行く。
前回最終公演で観客の前に涙を見せた人物と同じとは到底思えないぜw
そもそもヒロインのパンツが奪われるなんてそんなくだらない展開、常人ならば思いつかないでしょう。
くだらないんだけど、面白い。まさに吉野さんテイスト全開ともいえるギャグエピソードだったと思います。
前回の死闘とは大分かけ離れた作風でしたが、その敷居の広さこそが今作最大の魅力といえるのかもしれません。

あと、今回で確信しました。私はキャラ単体で見ればランカ派であるが、恋愛的にはアルト×シェリル派なんだと。
自分がロリコンだと自覚している事もあって、今までずっとランカを応援してきたんですが、
今回のアルトとシェリルの会話劇を見て、恋愛面だけで言うならこちらの方を推していきたいなと強く感じましたね。

私、あんまり周りを引っ掻き回すヒロインというのは好きで無いんですが、シェリルだけは許せます。
やっぱりただ他人を無神経に振り回しているのと、愛情の裏返しであるツンデレは魅力が違いますね。
シェリルの場合、プライドが高い彼女の性格をしつこいくらい描写してくれたのが良かったのかもしれない。
ああいう自尊心が強いキャラって、描写に失敗すると「ただのウザいキャラ」にしかなりえませんからね。
視聴者に「このキャラになら振り回されてもいい、否、振り回されたい!」と思わせた時点で既に制作側の勝ちですよ。
吉野さんは本当にキャラクターの魅力を存分に生かす能力に長けている優れた脚本家だと思う。
まだ8話までしか放送されていないにも関わらず、メインから脇まで皆キャラが立っているからなぁ。
SMSのオペレーター三人娘はもう一押し欲しいけど。

そうそう、既に各所で話題になっている8話の作画の件ですが。
今回は「作画崩壊」というより、「キャラ崩壊」という表現の方が近い気がします。
作画監督の個性を押し過ぎた結果であって、決して手抜きという訳では無いと思うんですよねぇ。
本来のキャラデザとは大分かけ離れたクセのある絵だったので拒否反応を示してしまった方が多かったんでしょう。あんまり詳しい事は分からないけど。

しかし、そんなクセの強い作画回をシリアス展開の息抜きギャグエピソードに持ってきたのは、さすがに上手いというか、分かっているなぁと関心しましたね。
視聴者に「息抜き回だから作画悪くてもいいやー」と思わせる時点で、既に視聴者の中で作品に対しての「贔屓目」が出来ている証拠なんでしょうし、
ポジティブな考え方をすれば、それだけ視聴者を作品に引き込む事に成功しているという事実に繋がりますからね。

次回、ついにミハエル当番回キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
個人的にマクロスFの男性キャラの中ではダントツで好きだったりするので嬉しいです。
まあ、一番楽しみなのは久しぶりに登場のロリクランなんですがww
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