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2007.08.09 (Thu)

日本経済新聞で面白い記事を見つけた

8月8日(昨日)の日経新聞夕刊の文化面で(色々な意味で)面白い記事を見つけたので紹介します。
結構話題になっているので知っている方も多いかと思いますが。

【More・・・】

必要とされぬ「不遇感」強く、ナショナリズムに走る若者、    京都大学教授、大澤
2007/08/08, 日本経済新聞 夕刊 1370文字

右傾化する若者が近年、多くなったといわれる。
若い世代のナショナリズム現象について、社会学者の大澤真幸京都大学教授に聞いた。
 今、オタク的な若者たちの間で
「コードギアス 反逆のルルーシュ」というアニメが爆発的な人気を博している。
テレビの深夜枠の放送後などは、インターネットで大変な反響が寄せられ、
この世界では「新世紀エヴァンゲリオン」以来の大ヒットといわれている。
このアニメの主題は私が見てもナショナリズムだ。
 日本は神聖ブリタニア帝国という超大国に植民地化されている。
しかも日本という名前さえ奪われ、「エリア11(イレヴン)」と呼ばれている。
「あいつらイレヴンだから」とさげすまれる。
この超大国の支配に、「黒の騎士団」を率いるルルーシュという若者が反逆を試み、
独立を企てるという話で、「ブリタニア帝国」対「黒の騎士団」という構図は、
米国とアルカイダの対立を連想させる。
 サッカー日本代表に熱狂するような心情は、若者たちに見られるし、
ネット上では、左翼を攻撃する若者の言葉があふれている。
しかし、日本の伝統にどっぷりつかった従来型のナショナリズムと今の若者の言動とは質が違う。
(後略)

 (おおさわ・まさち)1958年長野県生まれ。東京大学卒。社会学者。
著書に『性愛と資本主義』『電子メディア論』『帝国的ナショナリズム』、
近刊の大著『ナショナリズムの由来』(講談社)がある。



まず初っ端からおかしな事が書かれている。
>「新世紀エヴァンゲリオン」以来の大ヒット
種やハルヒはスルーですか教授ーっ!
いや確かにね、「コードギアス」のDVD売り上げは凄まじいです。
平均累計50000枚弱。
このままいけば‘日本アニメーションDVD売り上げ歴代トップ20’圏内は間違いなく確実です。
しかしね、「新世紀エヴァンゲリオン以来の大ヒット」これは言いすぎ。
エヴァ以来大ヒットした作品はナデシコ、ビバップ、種、種運命、ハルヒ・・・などなど沢山ありますが、「コードギアス」や「ハルヒ」「ナデシコ」「ビバップ」の売り上げは「エヴァ」の3分の1にも満たないし、あの種でさえ半分以下。
「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム1st」と肩を並べるヒットを記録した「エヴァンゲリオン」と比較するのは正直言って、作品否定派の格好の叩き材料になるだけです
教授はあくまで褒めているつもりなのかもしれませんが。

なんというか、ただ『エヴァンゲリオン』と言いたかっただけに見えます。
『エヴァンゲリオン』と言えば素人だろうが一般人だろうがみんな‘オタク’‘アニメファン’に聞こえますからね。

>「ブリタニア帝国」対「黒の騎士団」という構図は、
米国とアルカイダの対立を連想させる。

いや、アニメの世界と現実の世界を混同するなよ・・・。
まあ作品中で黒の騎士団がブリタニア帝国にやっている事はどんな理由や思想があるにせよ‘テロ’だし、
はっきり言って「コードギアス」は‘テロリスト’が主人公の作品です。
これは事実だから弁解は出来ません。しかしね、問題は次だ。

>このアニメの主題は私が見てもナショナリズム
これは絶対違う。
ここで私が思った事は
「この教授コードギアス真面目に見てないだろww」
確かにブリタニア帝国は愛国主義だけど、主題じゃないんだよ。
こういう政治的・歴史的思想は「コードギアス」という作品を美味しくするための調味料であって、あくまで主題は‘世界から捨てられた皇子・ルルーシュが憎悪を胸に母国に反逆するピカレスク・ロマン’。
いつも谷口監督が言っているじゃないですか。
「アニメーションはあくまで娯楽作品であり、人に説教をするものではない」
「アニメーションはエンターテイメントだ」

谷口監督作品はどれもテーマや世界観は違ってもこれだけは変わらない。
自分の政治的思想を作品に入れ込む事は絶対にしない。
あくまで‘人を楽しませることに’徹底した作品作りに定評がある監督さんなんじゃないんですか?

京都大学の教授というお偉いさんが、自分の大好きな作品を見て感じたことを評論文に、しかも日経新聞という大メディアに掲載してくれるというのは「コードギアス」のファンとして大変光栄に思いました。

しかしね、この評論文を見ると教授は話の表層を拡大解釈しているだけにしか見えないんですよ。
大体25話のルルーシュの行動を見れば
‘コードギアスの主題はナショナリズム(=愛国主義)’なんてそんな事いえる訳がないし。
新聞という大メディアに「真面目」に掲載するんだったらせめて谷口監督の作品への思想をきちんと理解した上で書いて欲しかった。
それくらいするのが発言権のある人間の責任だろうに。
一般人はこんなオタク向け作品は滅多に見ないからいいやーとでも思ってるんですかね。
もしそうだったら余りにも無責任だよねぇ。

自分もこんな大口叩けるような立場の人間じゃないし、正直言って谷口監督の過去作品は見たことがありません。
しかし、「コードギアス」ファンとして思うことがあったので記事にさせて頂きました。

あーそういやこの評論文書いた大澤教授の顔みたけど扇みたいだったwwww

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